|
って昔から僕によくあてはまる言葉のような気がします。 周りがある事実を知ってるのに1人だけが知らずに呑気にしてるような状態。 自分に与えられる情報が増えるってのは必ずしも良いこととは限らないですね。 ついこの前も「知らなければ良かったこと」を知ってしまいました。 僕のよく知ってる人、しかもそこそこ好印象を抱いている人がネット上で叩かれているのを偶然発見しました。その人に関する僕の知らないことも書かれてて、見ていてあまりいい気分はしませんでした。こんなもの見つけていなければ…って感じです。 話がずれますが、「知らない」ってのは悪いことなんでしょうか。ある事実を知らないことは法律上「善意」と言いますが、民法を勉強してると「善意の第三者」ってのがしばしば登場します。で、わかる人はわかると思いますが、民法94条2項って話になります。この法律の背景にあるのは「真の権利者が自分以外の者が権利者であるような外観を作り出したときは、それを信頼した第三者は保護されるべきであり、自らその外観を作った権利者は権利を失ってもやむを得ない」という法理(権利外観法理)です。何でいきなりそんな話をしたかというと、この法理を適用したい事例が身近であったからです。詳しくは書けませんが、僕の知っているある人は虚偽の外観を信頼したせいで、大変な害を被りました。でもその人は「そんな虚偽の外観を信じて真実を知らなかったのが悪い」と非難されました。その人はその虚偽の外観を信じたことにつき無過失だった(どうしようもなかった)にもかかわらずです。(僕の場合は大体いつも有過失なんですがw) ある事実を知ってすごく困惑してるのに、そこでいきなり「知らない方が悪い」って言うのは乱暴だ、と僕は思います。非難する前にその人がうまく対処できるようサポートすべきではないかと。 なんか抽象的でわかりにくい話になってますね。いずれ時間にもっと余裕があるとき(春休み)に書き改めるかもしれません。
by huatian0251
| 2005-01-06 23:38
|
ファン申請 |
||